語りで伝える“GITAKU”の足跡
~白鳥和正にインタビューをして~ VOL.9
「長い付き合い」
当たり前だか、家は安い買い物ではない。
良い土地とのめぐり合わせ、リーズナブルな地価。
これだと思うコンストラクターとの出会い等々・・・
家を建てるという事は、まさしく最良の縁に巡り合う事である。
そして、夢が叶ってから始まる、長い付き合いが「家」である。
家族の成長につれて、構成の変化など長い目で見た家づくりを、プランの中心に置くようアドヴァイスしている。
夢にまでみたドリームハウス。誰しもが、あれもしたい、これも取り入れたい、つい目先のディテールに思いが
いきがちであるが、先にも述べたように、家族構成の変化、また時の流れは早いのである。
まずは、スムーズな動線確保が重要であること、雰囲気やイメージは、その時々のライフスタイルに合わせた
家具やプラントで演出するのが、最良だと思う。
又、年齢の変化に伴う、趣味の変化も考えておく必要がある。
カジュアルなサマーハウスのイメージから、一転しっかりと落ち着いた、カンフタブルなリビングへ。
家具や小物のアイデアひとつで、アレンジするのがいいだろう。
プラントの置き方、ソファーのレイアウトを変えるだけでも、気分は一新するもんだ。
家は、小物一つで新しい事が生まれた様な錯覚さえ起こすから、不思議で面白い。
よく見かける、ラブリーなイメージ先行型、表面的なパッケージに振り回されるのではなく、
基本がしっかり練られ、使い勝手の良い動線に沿った間取り設計。
それが出来ていれば、ファンシーにもカジュアルにも、貴方の夢とセンスで描くことが出来る。
自分自身もいい感じに歳を重ね、その時なりの演出を楽しんでこそ、家が生きてくるというもの。
まず初めに大局を、そして時間を掛けながら、ディテールを追求してゆく。
これから長い付き合いになるのだから。
